その他
- 高齢者など空港内の長距離移動が困難な人には電動カートで送迎するサービスもあります。
- これまで継ぎ目ごとに段差があることが一般的でしたが、現在では航空機への渡り廊下であるボーディングブリッジは段差を無くして、車いすやカートを使用していても円滑に通行できます。
- 人による案内サービスを充実させています。インフォメーションカウンターでは外国語の対応はもちろんですが、手話による対応、筆談による対応、コミュニケーション支援ボードによる対応が可能です。また、補聴器使用者の聞こえを良くする磁気ループの設置も見られます。(磁気ループは一定の範囲に入り、補聴器のモードを切り替えると、相手がマイクで話した音声がノイズを拾わずに鮮明に聴くことができる設備です。映画館などでも一部で取り入れられています。)
- 特に中部国際空港、羽田空港国際線ターミナル、新千歳空港など新たに作られた空港にはさまざまな工夫が見られます。
- 航空機の内部は車いすを使用している人でも座席に移乗できるように、座席肘掛けが持ち上がるいすが用意されています。座席数が30以上ある航空機では通路に面する客席の半数以上を可動肘掛けとしなければなりません。
- 航空機内は通路が狭いので、車いす使用者は、通常はアイルチェアという通路用の幅の狭い車いすに乗り換えます。
- 大きな航空機(通路が2つ以上ある)には車いすでも使用できるトイレを設ける必要があります。