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妊娠中・乳幼児連れ(ベビーカー使用者など)の人

妊娠中の人やベビーカーを使用している人、子どもを抱いている人は、円滑な移動のためには、さまざまな配慮が必要となります。

特に、妊娠初期の人は、赤ちゃんの成長やお母さんの健康を維持するための大切な時期ですが、外見からはお腹が大きくなっていないのでわかりにくいため、特段の配慮が必要となります。

また、他の人に迷惑をかけてしまうことを恐れたり、交通機関の利用を躊躇してしまうといった心理的なバリアが存在している場合があります。

移動上の困難さ
  • 妊娠初期は外見からはわかりにくいため、体調が優れない場合でも優先座席の利用がしにくい。
  • 長時間立っているのが困難な場合がある。
  • 長い距離を連続して歩くことや階段の昇降が困難な場合がある。
  • 妊娠中でお腹が大きくなった人は足元が見えにくくなるため、階段を下りることが非常に困難となる。
  • 人ごみの中で移動しにくい。
  • ベビーカーを畳んで子どもを抱えなくては行けない場合、特にバランスを崩しやすく危険である。
  • ベビーカーや大きな荷物を持っている場合、また子どもが不意な行動をとる場合などに他の人の迷惑になったり、危険な場合があるため、交通機関の利用に心理的なバリアを感じている。