視覚に障害のある人などが毎日、どのような不便や危険を体験しているかを理解するきっかけづくりにしてください。
視覚に障害のある人などが毎日、どのような不便や危険を体験しているかを理解するきっかけづくりにしてください。
体験する人を介助(誘導)する場合は、相手にどのようにしたらよいか聞いてみましょう。
「私の腕につかまってください。どちら側がいいですか。」
一般的には、介助する人が白杖をもっていない側の半歩前に立って、介助する人の腕をつかんでもらいます。
身長差がある場合は、肩に触れてもらってください。また、白杖の他に荷物を持っていて両手がふさがっている場合は、体験する人の腕などにふれて介助しましょう。
狭い通路での介助は、体験する人がつかまっている腕を背中のほうに回して、2人が縦に重なるように歩きます。その時は必ず「狭くなります」と声をかけます。また、具体的に通路の幅をお知らせする方法もあります。
階段に直角に近づき、一旦停止してから階段があることを知らせます。
「上ります(下ります)」と声をかけてから歩き始めましょう。
体験する人に、段数や長さを知らせるとイメージがわきます。
階段が終わったら「終わりです」と伝え、体験する人が最後の一段を上がった(下りた)のを確認して一旦停止します。途中で段の高さや階段の幅が変わるときにも一旦停止します。