階段
- 階段の踏み面(ふみづら:奥行き部分)、蹴上(けあげ:高さ)はそれぞれ30cm以上、16cm以下と決められており、滑りにくい素材を使うなど安全に昇降できるように配慮されています。
- 段鼻(だんばな:段の角の部分)には視認しやすいように、周囲と明度などの差のある色を付けて目立つようにしています。
- 階段付近の明るさも確保するように配慮されています。
- 手すりを設けますが、お年寄りや身長の低い方にも使えるように、上下2段の手すりが導入されている例が多くあります。手すりの開始部分には点字(JIS T 0921「点字の表示原則及び点字表示方法―公共施設・設備」)があり、階段の行き先などが表示されています。
- 手すりの始終端部は巻き込むような構造にして、端部が突出して洋服にひっかかったりしないように工夫されています。
- 概ね300cmの高さごとに踊場が設けられています。
- 階段の始まりと終わりには視覚障害者のために、警告用の点状ブロックが敷設されています。